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Skincare

「外的要因」からお肌を守りエイジングを最小限にするスキンケアの4つのポイント【基本】

こんにちは、山内 (@Bouquetet) です。

この記事を読んでいただいているあなたは、普段スキンケアとしてどんなことをされていますか?

私は外側からお肌に塗る「外からのケア」を最小限にする「シンプルケア」をおすすめしています

(詳しくはこちら 記事:「塗りすぎ」は肌への負担が大きく逆効果?!シンプルなスキンケアのすすめ)

しかし、シンプルケアを行うとしても必要な「外からのケア」があります

それは乾燥や紫外線などの「外側からの刺激」からお肌を守り、エイジングの要因を最小限に抑えるということです。

これは、ベーシックで簡単なことなので忘れられがちです。

しかし、実践すればお肌の老化を最小限におさえてさらなる美肌に近づけてくれる方法なのでお伝えしておきたいのです。

今日はその重要性と「何からどうやってお肌を守るべきか?」ということをご紹介したいと思います。

 

 

こんな方におすすめ

  • 「お肌のエイジングを最小限におさえる方法が知りたい!」という方
  • シンプルケアを実践しているが必要な「外からのケア」が知りたいという方

 

 

「外的要因」からお肌を守りエイジングを最小限にする

冒頭でご説明したとおり、基本的には「外側から塗る」のは最小限でOK。

でも、乾燥や紫外線のような外側からお肌に刺激を与える「外的要因」はお肌のエイジングの主要な要因であると言われています。

なので、その「外的要因」からお肌を守るための外側からのケアはとても大切になります。

以下のようなイメージです。

 

「お肌を育てる」→ 内側からケア(「食事」「睡眠」「運動」)

「お肌を守る」→ 外側からケア

 

この記事では「お肌を守る」にフォーカスしてご紹介していきます。

 

もし「内側からのケア」にご興味があれば、以下の記事がおすすめです。

 

 

 

 

基本の考え方 -  外的要因で最も危険な「乾燥」「光老化」からお肌を守ろう

 

結論から言うと、外的要因からお肌を守る「外からのケア」は「乾燥」と「光老化」にフォーカスすべきです。

なぜかというと

肌の老化の5大要因は【乾燥・光老化・酸化・糖化・菲薄化】だと言われています。

これらを防ぐことこそがエイジングケアを行い美肌を作っていくのに大切になります。

そして、この5大要因のうち内側からのケアに加えて「外からのケア」をおこないお肌を守ることが必要だと考えられるのが「乾燥」と「光老化」なのです。

肌の老化の5大要因のうち「酸化」「糖化」「菲薄化」は食生活や運動不足、ストレスなど生活習慣によるところが大きいですが、残りの「乾燥」と「光老化」は気候や紫外線などの外的要因が大きく関わっているためです。

外的要因が大きいということは、それからお肌を守る「外からのケア」が有効と考えられますよね。 

 

山内
今回はその「乾燥」「光老化」を防ぐために気をつけることと、それに加えてその他の要因からお肌を守るスキンケア方法について4つのポイントをご紹介していきます。

 

1. お肌の保湿を心がける

 

まずはお肌の老化の5大要因の1つ、「乾燥」。

化粧水や美容液などをむやみやたらとたくさん塗ることはおすすめしていないですが、乾燥からお肌を守ることは重要です。

お肌が乾燥すると、美肌とエイジングケアに欠かせない要素のターンオーバー(お肌の生まれ変わり)が乱れてしまうからです。

ターンオーバーが乱れると、未熟な角層細胞がどんどんつくられることになってしまい以下のような悪循環を起こします。

 

お肌が乾燥する

   ↓

未熟な角層細胞が増える

   ↓

未熟な角層細胞は美肌に欠かせない保湿機能・バリア機能を十分行うことができない

    ↓

肌の乾燥がさらに進む

 

この悪循環によって以下のようなお肌トラブルが出てきてしまいます。

 

・乾燥じわを引き起こす

・お肌のハリを失わせる

・かさつき・肌あれを引き起こす

 

こういったトラブルは放置してしまうとエイジングをすすめてしまいます。

こういったトラブルを避けるためにはお肌を乾燥から守り、潤いを保つことが有効。

とてもベーシックなことですが、その方法を以下にご紹介します。

 

・加湿器で部屋の湿度を上げる

・睡眠を十分にとってお肌のバリア機能を保つ  ※内側のケアですがとても大切なので記載します

・入浴後は15分以内に保湿する(入浴後は乾燥しやすいため)

・保湿力の高い基礎化粧品でお肌を守る

 

 

「保湿力の高い基礎化粧品でお肌を守る」と記載していますが、私の考えとしては実際、保湿の方法はシンプルで良いと考えています。

色々なものを塗ると逆にお肌に負担をかけてしまう場合も多々あるため、お肌に塗るケアは「お肌を潤わせ乾燥から守る」ということにフォーカスしてケアすべきだと考えています。

ワセリンやオイルを塗るだけにしてお肌の調子がよくなった!という声を多く聞きますので「シンプルに保湿をする」ということを一度試してみていただきたいです。

以下の記事で詳しく書いています。

 

 

メモ

また、弊社から販売している以下の高機能シートマスク(フェイスマスク)はシンプルケアを補うものとして開発しています。

毎日の使用でなく週1〜2回のスペシャルケアでお肌の負担を減らしながらしっかりと保湿をしてくれます。(何日間もうるおいが持続するとおっしゃっていただくお客様が多いです。)

詳しくはこちら

 

2. 紫外線から守る

 

保湿とともに、紫外線からお肌を守ることも重要です。

お肌の老化の5大要因のうちの一つが「光老化」で、肌の老化は加齢よりも太陽光線による「光(ひかり)老化」の影響が8割を占めているとも言われています

そのため外出する際にはもちろん、室内にいる際も窓から入ってくる紫外線に対して対策をおこなうことが必要となります。

また「目から日焼けする」ということも分かってきています

「目からの日焼け」とは、目から入ってきた光があまりに強いと脳が「強い日差しが目に入ってきた」→「日差しに負けないようにメラニン色素を出そう」と判断し肌の色を浅黒くさせてしまうメラニン色素を出してしまうのです。

こういった仕組みにより肌に直接UVを受けたのと同じように「目からの日焼け」が起きると言われています

また、恐ろしいことに紫外線を浴びることは毛穴が開く原因になるということも分かっていたりします。

参考論文:https://www.jstage.jst.go.jp/article/sccj/47/2/47_119/_pdf/-char/ja

以上のようなことを含め、光老化を防ぐ方法は以下のとおり。

 

・日傘や帽子で直接紫外線が当たらないようにする

・日焼け止め効果のある化粧下地などを使用する

・室内でも遮光カーテンをつける(特にベッド周りなど)、お肌の日焼け対策をしておく

・サングラスなどをして「目からの日焼け」にも気をつける

・抗酸化作用のあるビタミンCを豊富に含むキウイやリコピンを多く含むトマトなど、美白に良いとされる食品を多く摂る

 

肌の老化を防ぐために紫外線から身を守るということは必須なので日々の紫外線対策を怠らないことは非常に大切なことです。

 

3. クレンジングに気をつける

 

最近ではクレンジングがお肌のケアでとても大切だということが当たり前に言われるようになってきていますよね。

クレンジングはスキンケアの中でもっとも肌に負担が大きく、一歩間違うと肌トラブルの元に。」とも言われます。

by 美容皮膚科医 吉木先生https://president.jp/articles/-/27177?page=8

化粧水などを選ぶよりも「どんなものでどうやってクレンジングをするか」ということの方が大切とも言われます

そこまでクレンジングが重要視される理由は、最適なクレンジングを行なうことにより「お肌のもともと持っている機能」が高まるということにあります。もし逆に最適なクレンジングをすることを怠ってしまうと…

 

・お肌を外部刺激から守るバリア機能が弱る

・皮脂や汚れが混ざり雑菌の温床となり肌荒れや吹き出物の原因となる

・肌のターンオーバーを妨げ毛穴詰まりやシミ、くすみなども引き起こす

 

というような肌トラブルの原因が起こりやすくなるのです。

では、正しいクレンジングの仕方はというと、手順としては以下のような方法が良いと言われています。

 

正しいクレンジング方法

①メイクを落とす前に手を洗う

  →手が不潔だと顔に菌を移してしまうことも考えられます。

②ポイントメイクは先に落とす

 →目や唇など落ちにくいポイントメイクは先に落としましょう。全体のメイクを一気に落とそうとすると、無理に擦ってしまい、肌への負担が大きくなる可能ありです。ポイントメイクは専用リムーバーを使うのも良いです。

③クレンジングの使用量を守る

 →クレンジングの使用量は少なすぎるとゴシゴシと洗うことになり摩擦が起きやすくなってしまいます。

④クレンジングは乾いた手で使う

 →基本、クレンジングは乾いた手で使用する方がメイクを落としやすいことが多いです。

Tゾーンから、頬、目や口の順番で洗う

皮脂の多いTゾーンから洗い、次に頬、目や口周りは皮膚が薄いので、一番力の弱い薬指を使うとさらに良いです。

⑥ぬるま湯(30~32度程度)ですすぐ

 →すすぐ際、お湯が熱すぎるとお肌に必要な油分まで落としてしまい、乾燥の原因に。逆に、冷たすぎると毛穴が閉じてしまいきちんとメイクオフできない要因にもなります。すこしぬるいなと感じるくらいの、30~32度くらいのぬるま湯で洗顔をすると汚れがしっかりと落ち透明感アップにつながります。 

⑦清潔なタオルで優しく水気を取る

 →最後はお肌に雑菌が残らないように清潔なタオルを使用しましょう!

 

山内
どの工程も「ソフトタッチ」を意識しましょう!

 

どんなものを選べば良い?

ではどんなクレンジングを選ぶべきなのでしょう?

「メイクを残さないようにするのが大切なら、洗浄力が強力なものが良いのでは?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、

洗浄力が強力すぎると同時に肌の皮脂も奪いお肌のバリア機能を低下させお肌トラブルへとつながってしまいます。

しかし弱すぎるとゴシゴシと摩擦をすることになりそれもお肌への負担となります。

そのためバランスのよいクレンジングがおすすめです。

以下、主に6種類に分けられるクレンジング料の種類と洗浄力の強さを図にしています。

 

 

基本的にはクレンジングオイルの洗浄力はメイク成分となじみが良いため最も強く、クレンジングミルクやクレンジングクリームが最もお肌の負担が少ないものになります。

お肌の負担が少ないクレンジングミルク、クレンジングクリームは洗浄力が弱いためゴシゴシ擦ってしまったり、ウォータープルーフのメイクが落ちにくく毎日蓄積されている毛穴詰まりや角質まで洗浄できていないこともしばしばあるため、お肌の負担と洗浄力のバランスが大切であると言えます。

また、お肌のタイプや状態、使用しているメイクによって使い分けるのが良いとも言われています。

 

肌タイプ別おすすめクレンジング

乾燥肌:クリームタイプ
脂性肌:オイルタイプ・バームタイプ
混合肌:ジェルタイプ・ミルクタイプ

(by.美容家山本さん:https://lulucos.jp/by-s/article/655218047042409045

 

ちなみに、国内外のクレンジングのオイルタイプからクリームタイプまで様々なクレンジングを使ってみた私がおすすめしたいのはジェルタイプです!

ジェルタイプはお肌への刺激と洗浄力のバランスが良く、洗い上がりはさっぱりするけど、乾燥しない(つっぱらない)感じが最高です。

実際、クリニック系のクレンジングはジェルタイプが多く、肌が弱っているときでも使えます。

肌質を選ばずに使いやすいタイプです。

また、厚みのあるテクスチャーでクレンジング時のお肌への摩擦が少ないのも良い点です。

何度もリピートしている私のおすすめのジェルタイプのクレンジングをご紹介しておきます。

 

メモ

・iHerbで購入できる

Acure, Brightening Cleansing Gel, 4 fl oz (118 ml)

ブラックベリーやアサイーなどの天然成分が多く含まれるオーガニックコスメ系です。

(シリコン、パラベンなどフリーが多いです。)洗い上がりがさっぱりなのに全くつっぱらずそれどころか潤うので驚きます!

クレンジングはメイクを乳化させて落とす仕組みのため、合成界面活性剤かそれに変わる作用を持つものが使用されていますが合成界面活性剤はお肌に刺激を与えてしまいます。

このことが問題となり、最近では完全に合成界面活性剤を使用していないタイプのもの+石鹸でクレンジングする方法を取る方もいます。

参考:「クレンジングをやめたら肌がきれいになった」

ご紹介しているこのAcureのクレンジングは合成界面活性剤として天然のヤシ油が原料となる成分が使用されており長く使用してもお肌にとってより負担が少ない設計になっていると思われます。

(洗浄力は高めなのに両性界面活性剤の中でも刺激が大変少ないため、大人用のみならずベビー用にも多く使用されている成分です。)

クレンジングはお肌タイプによって合うものが異なるかもしれませんがこのクレンジングは友人や知人におすすめしてお肌に合わなかったということがありませんでした。 

 

 

4. ストレスを溜めない

 

お肌に悪い「外的要因」は、ストレスも当てはまります。

「ストレスを溜めない」ということも美肌にとってとても大切です。

「心身一体」と言いますが、心の状態がお肌の状態に直結するということは数々の研究で分かっていることです。

基本的にはお肌のバリア機能がおとろえることによりお肌のトラブル全般につながってしまいますし、ストレスは活性酸素を生み出し酸化を促すためアンチエイジングの観点からも避けたいものです。

以下は具体的に分かっていることです。

 

ストレスと肌の関係についての研究結果

・かゆみ

 ストレス度が高い人は肌がかゆくなる掻痒症(そうようしょう)が多い(男女422人を対象にした米国の研究)

・ニキビ

 ニキビはストレスの感じやすさと関連する(フランスの研究)

・シミ

 シミの一種の肝斑は不安な傾向と関連があり、ストレスフルな出来事の後の発生が4~7%の人に、悪化が26%に見られたと報告されている。(ブラジルの研究)

菲薄化

慢性ストレスがあると真皮の厚みが薄くなる。(お肌のふっくら感がなくなってしまう。)

参考:https://style.nikkei.com/article/DGXMZO08354420U6A011C1000000/

 

このような肌トラブルを引き起こすストレスに対処する方法としては

 

・ストレスに柔軟に受け止める態勢をつくる行動療法や精神療法を行う

・趣味を持つなど発散方法を持つ

・睡眠を十分にとる(イライラしにくい状態を作る)

 

などが良いです。

私のイチオシのストレス発散方法はヨガと瞑想です。

自身でも行っていますが、これを毎日行って人生を良くしたという俗に言う”成功者”ってよく話に上がりますよね。

そのくらい瞑想には心身への効果があります。

ストレスが軽減されることによりお肌に対しても効果が認められていて、8週間のあいだ毎日瞑想を行うとお肌の炎症が軽減されたという実験結果もあります

それに加えて、瞑想熟練者はストレス下で刺激のあるクリームを塗っても肌の赤みが出にくいことも確認されているそうです。

参考:https://style.nikkei.com/article/DGXMZO08354420U6A011C1000000/

 

 まとめ

以上、「外的要因」からお肌を守りエイジングを最小限にするスキンケアの4つのポイントでした。

これらのケアはベーシックなだけに多くの研究も証明しており自信を持って効果的であるとお伝え出来ます。

是非食事などのインナーケアとともに日ごろから気をつけてみてくださいね。お肌が見違えるはずです!

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